京都検定3級虎の巻   1.00   2023-10-10 11:15
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9 京都守護職について

カテゴリ:歴史・史跡
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京都守護職は文久2年(1862)、京都の治安維持などのために設置された江戸幕府の役職で、会津藩主・松平容保(かたもり)が初代に任じられた。

会津藩は幕末、「黒谷(くろだに)さん」として親しまれる金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)を本陣とした。

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 幕末の京都は尊王攘夷(そんのうじょうい)派による暗殺が横行し治安が悪化していた。会津藩主の松平容保は、将軍後見職の一橋(徳川)慶喜や政事総裁職の松平春嶽(しゅんがく)から再三にわたって京都守護職の就任を要請されたが、あまりに危険なため何度も固辞した。家老の西郷頼母(たのも)らも「薪を背負って火を救うようなもの」と反対するが、容保は藩祖の保科正之(ほしなまさゆき)による「徳川将軍に一心に忠義を尽くすべきである」との家訓に従い、京都を死地とする覚悟で引き受けた。
//黒谷さん、尊王攘夷派、一橋慶喜、徳川慶喜
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