京都検定3級虎の巻   1.00   2023-10-10 11:15
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25 延暦寺について

カテゴリ:神社・寺院
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延暦寺は天台宗の総本山で世界遺産。最澄が比叡山で修行し、自ら彫った薬師如来像を祀ったのが始まりである。

根本中道東塔にあり、全山の総本堂である。

「南都」(奈良の諸大寺)に対して「北嶺(ほくれい)」、園城寺(三井寺)の「寺門」に対して「山門」と呼ばれる。

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 延暦寺は、桓武天皇が最澄に帰依(きえ)したため朝廷の援助を受け、京都の鬼門(北東の方角)を守る国家鎮護の寺として繁栄。東寺の仏教界では僧は国家資格であり、国家の公認を得る戒壇(かいだん)を受けなければならなかったが、勅命によって設けられた受戒の場は3寺しかなかった。そのため最澄は僧の教育制度を確立。比叡山で出家した者は12年間山を下りずに修行した。修行が終わった者は仏教界のリーダーとして活躍。法然(ほうねん)、親鸞(しんらん)、栄西、道元(どうげん)など名だたる名僧を輩出した。
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