京都検定3級虎の巻

京都検定3級虎の巻 1.00 2023-10-10 11:15
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29 随心院について

隋心院(ずいしんいん)は、小野小町ゆかりの寺として知られている。

３月下旬には、菅笠に薄紅色の梅花を挿した少女たちが華やかに踊る、はねず踊りが行われる。

深草少将が小町の元に通い続けたという百夜通い伝説が残る。

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　隋心院が立つ地は古くから小野氏の根拠地で、仁明(にんみょう)天皇に仕えた歌人・小野小町も、宮中を下ってから、晩年をこの地で過ごした。境内には小町ゆかりの遺跡が残る。化粧井戸は小町が朝な夕な顔を洗った井戸で、この水で顔を拭くと美人になれるという。文塚は深草少将が小町に送った恋文が収められている。卒塔婆(そとば)小町像が小町の晩年の姿。絶世の美女と讃えられた小町も晩年は容色衰え、見る影もない老婆だったとされる。
//仁明天皇
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