京都検定3級虎の巻   1.00   2023-10-10 11:15
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30 東寺について

カテゴリ:神社・寺院
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東寺の正式名称は「教王護国寺で、世界遺産に登録されている。

空海により真言密教の根本道場に定められた。

密教美術の宝庫として知られ、真言七祖像、両界曼荼羅(まんだら)図など多数の国宝を有する。

五重塔は現存する木造の塔として最も高い約55メートル。現在の塔は徳川家光による再建で、代目になる。

赤字非表示

 平安京の南端には、羅城門(らじょうもん)を挟んで東寺と並ぶように西寺も存在した。嵯峨天皇は東寺を空海に下賜し、西寺は官寺として守敏(しゅびん)が管理。空海は天皇や公家の庇護を仰いで東寺の繁栄に全力を傾け、権力者たちは空海への篤い信仰心から、東寺が廃れないようにと尽力した。東寺は初の真言密教の寺となり発展を遂げる一方、西寺は度重なる焼亡によって衰退。朝廷により幾度もの資材投入が行われたが、ついに復興はならなかった。
//両界曼荼羅図
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